伊東旅行#2

12月に行った伊東旅行の後半を書くよ〜!
前半(#1)はこちらをご覧ください。

https://note.com/american_beef/n/n3b38f92858b6

ホテル

山から降りてやっとホテルに向かいます。やっとと言っても確かホテルにチェックインしたのは17時前くらいなので、やっぱり朝早くから行動すると1日が長く使えてよいな〜と友人と当たり前の感想を言い合う。早起きして朝を楽しめる人になりたいものです。(がんばれ)

今回のホテルは星のや 界アンジン。アンジンは人の名前で、鎌倉時代の船の設計士さんらしいんだけど、私は正直それ以上の知識を持ち合わせておらず…
母国にいる家族の元へ帰りたいと願いながら日本で生涯を終えたのだと、この旅で学びました。帰りたいなら帰ればよかったのでは…?と思ったけど、そういうことじゃないんだよ、色々な事情があったんだよと友達に諭され、いつの時代も人は皆、ままならない想いを抱えているのだな…と思いました。

ホテルの外観は正直、え?これがホテル?って感じなのですが、部屋がとても素敵なの!

オーシャンビュー!!!!
まず部屋を入ってすぐにある仕切りの模様が粋な感じでとても良い。部屋は決して広いわけじゃないんだけど、窓が大きく開放的だから全然狭くは感じない。窓に向かってソファーが置かれていて、友人と2人で部屋でのんびりするだけで楽しめます。なんならこの手頃な広さが心地よい。
そして窓からの景色の美しさ…私はカメラが苦手マンなので、この記事に載せている写真は全て無加工無アプリなのですが、なんの加工をしなくても青がキレイ…!!!自然の綺麗な青って心が安らぐ…

夕ごはん

お待たせしました、夕ごはん!とても美味しかった〜

どれも美味しかったんだけど、やっぱり魚が最高でした。あとは、箸休めのメニューたちが、出しゃばりすぎすでも小粋な味で素晴らしい箸休めとなっていて、自分の役割を理解し徹するってこういうことだな、と学びました。私もそんな大人になりたいよ。(そんなんばっか)
この炊き込みごはんも、とっても優しい味なんだけど、なぜかごはんだけでもぱくぱく食べられてしまって、魔のごはんかと思った…食べきれないとおにぎりにして持たせてくれるのも嬉しい。

食事には担当のスタッフさんが一人付いてくれるんだけど、そのスタッフさんがとても愛嬌のある方で可愛らしかったのも良い思い出。
メニューの説明をする時に少し噛んでしまって(我々は全然気にしていなかったんだけど)、そしたらスルーして先に進むのではなく「すみません…!言い直させてください!」と一言添えてから説明を言い直してくれて、友人と「全然大丈夫です!どんどん間違えてください!」「なんなら私たちで練習してください!」とめっきりファンになりました。
友人と、人って何歳になっても愛嬌は大事だよね、愛嬌大事にしていきたいね、と確かめ合いました。愛嬌は大事。

お風呂

たくさん歩き美味しいごはんを食べて入るお風呂は格別です。クラフトビールのサーバが置いてあり、これまたとても美味しい!青のなんとかってやつで名前が思い出せないですが、パッケージは頭に浮かんでいます。多分東京でも帰るやつ。

朝風呂もしっかり入りました。
お風呂に隣接されているテラスがこれまた素敵。

海も空も青い。これだから平日有休の旅行は辞められないぜ。みんなが働いているということが私をさらに元気づけてくれる…!みんなありがとう。

朝ごはん

朝風呂の後は朝ごはん。なんども言うけどそんなの最高じゃん。朝ごはんはこんな感じ。

この小さな小鉢でたくさんの種類が楽しめる食事が、少食(と言うよりも人類の中で比較的体が小さめなので体の大きさを考えると少食ではないと思う…といつも思ってる)の私からすると最高のサービスなんだよ〜嬉し〜〜〜
どれも美味しかったですが、ここでも箸休めの漬物と昆布と梅の和物が個人的ベストヒットを叩き出し、昆布と梅の和物はお土産に買いました。家で食べても美味しい。

朝食を満喫した後は、部屋に帰りコーヒーを飲みながらゆっくり過ごす。ウェルカムお菓子で部屋にクッキーが置いてあったので、食後のおやつでクッキーをいただきながら海を眺めて幸せパワーを充電。
本当、海ってなんでこんなに癒されるの?ずっと見ていたい。

なんとチェックアウトが12:00だったので思う存分部屋を満喫し、満を辞してチェックアウトできました。とても素敵なホテルだったな。ありがとうアンジン。

ホテルからガラス工房までの道

ガラス工房

チェックアウト後は、友人の「一度はガラス吹きをしてみたい!」を叶えるべく予約していたガラス工房へ。私も体験してみたかったし楽しみにしていた。

今回は花瓶を作ろうと思っていたのだけれど、まず本体の色を決めなくてはならず悩みに悩みまくる。どれも素敵な色で1つに絞るのにとても苦労した。贅沢な悩みだな〜
さらにその後、大枠の形を決め、模様の色、配置を決めなければならないんだけど、これも悩みまくる。本体の色を決めるだけでもかなり悩んだのに、他に決めることがたくさんで、本当に人生常に選択すぎる。

なんとか決めた模様の色と配置

実際にガラスを吹いてみると、最初のひと吹以外は「え?こんなにすぐ膨らんじゃう??」ってくらい軽く吹いただけでガラスが膨らんでいって面白かった。吹くよりも、高温でガラスがどんどん溶けるのでガラスにつけている棒をクルクル回して形を整えて続けなきゃいけないんだけど、そっちの方が難しかったな。あれぞ職人技。

難しいところはほぼスタッフの方がやってくれ、私たちは上澄みだけを楽しんだ形だけどとっても楽しかった〜
まだ完成した実物を見れていないので、初対面も楽しみ!

おみやげ

ガラス工房での体験も終わり、後はお土産を買って帰るだけです。

ガラス工房で暑くなったのでクールダウンのジェラート

友人は現地の方に良い質問をする天才なのですが、ここでもその才能を遺憾無く発揮。チェックアウト間際、ホテルのスタッフさんに「この辺でおすすめの干物屋さんありますか?」とヒアリングしてくれていたのです!天才!
教えてもらった情報をもとに、おすすめの干物屋さんへ。

なんとお店に着いたらcloseの看板が出ており、まじか…としょんぼりしていたら、中からおそらく魚を捌く担当の方が出てきて、中に招いてくれました!!優しい!ありがとう!!!
よく言うとこざっぱりとしたお店で、いわゆる魚屋さんのイメージよりも簡素。後に対応してくれたお店の方も「うちは店頭に力を入れていないので!でも魚は保証します!」とおっしゃっており笑ってしまった。店頭に力を入れてないっていいな〜、確かに本当に力は入れてなさそうだった笑

でも!!!!魚、めっっっちゃ美味しい!!!
帰宅して数日後に焼いて食べたトロ鯖がほんっっっっっとうに美味しくて、友人に即連絡をする私。脂が乗ってて本当にただ焼いただけなのに本体に美味しい!!!!この美味しさを持ってしていう「うちは店頭に力を入れてないので」のカッコよさ!!!カッコよさとは潔よさのことではないか!?!?ってくらい、魚が美味しい。多分人生で食べた魚の中でトップに降臨する勢い。また食べたいな〜…なのでネットで取り寄せます。店頭に力を入れてないが、ネット販売はそこそこ力を入れているみたい。自分の人生で魚をネット購入する日がくるとは…でもそれだけする価値のある美味しさでした。今度はイカも頼んでみるぜ!

家で焼いて美味しさに感動したトロ鯖

帰り

お土産の魚の美味しさが衝撃的すぎて、結構な文字数を使いましたがあとは本当に帰るだけ。
あ〜〜〜楽しい旅行だった!!!!また行きたいなー!帰りも安定の踊り子号で帰りました。

帰りの踊り子で食べたみかん大福

良い旅だったな〜!天気もよくて(豪風だったけど)最高の旅行でした。
ご時世的にもやっと、旅行をできる空気感になってきたと思っているので、行きたいところにはどんどん足を運びたいな。
2023年も良い旅ライフにしていきたい。